たびにっき

旅のおもいでを綴るブログ

私が旅に出る理由

フィンランドエストニア旅行のあとがき。

 

3年連続3回目の欧州旅行。

1年目はオランダ&ベルギー。

2年目はスウェーデン

3年目はフィンランドエストニア

 

リゾート地への旅行も好きだけど、やっぱり人々の生活を見て、体感するような旅が最近はもっぱら好きです。

そこの街の人と同じように街を歩いて、買い物をして、ご飯を食べて。

もちろん観光もするけど、観光がメインというよりは、そこにいる人々の生活を体験できるような、そんなスタイルの旅をしたい。

 

10年前、タイに行き、東南アジアにはまり。

その時も、初めて見るアジアの生活や文化に見事にはまってしまった。

そして3年前に初めてヨーロッパに行き、これまた初めて見る生活と文化にはまってしまった。

 

当たり前のことなんだけど、どんなに遠く離れた国でも、みんな同じように生きていて、ご飯を食べ、仕事をして、夜になったら寝て、朝を迎えて、みんなそれぞれに生活をしている。

やっぱり離れた国だから、気候も違うし、言葉だって違うし、家の造りも、食べるものも、生活習慣も違ったりするんだけど、でも、人間の根本的な部分はほとんど同じで。

旅に出ると、そんな当たり前のことを目のあたりにして、ひどく衝撃を受ける。

 

日本という、極東にある小さな国。そこでしか見ていなかった景色や価値観が私の中での当たり前だったけど、世界ではそれが当たり前ではないことに気が付く。

それを知った時、日本にいる間に悩んでいたことが、すっごいちっぽけな悩みに感じ、なんでこんなことに悩んでいたんだろう?と思えてくるし、頭の中がすごくすっきりとクリアになっていく。

日本での価値観は、ひろーい世界の中の、ひとつの国の価値観にしか過ぎない。それでうじうじ悩むなんて、なんかバカみたい。そう思ってしまった。

 

これからも私はたぶんずっとこの日本で暮らすだろうし、

これからも日本の価値観に晒されながら生きていくことだろう。

その中でまた何かに悩んだとき、この旅の経験はきっと何かに役立つような気がする。

 

 

まだまだ知らないことがこの世界にはたーっくさんある。

知らないことだらけ。本当にびっくりするくらい知らないことばっかり。

旅に出ると、その知らないことにぶつかって、興味がわいて、いろんなことが頭に入ってきて、ものすごく感化されるのです。細胞が入れ替わっていくような感覚。

 

私はもともと好奇心が強いほうなので、この何も知らないところに放り込まれると、見事に上記のような状態になってしまうのです。気になることばかり、知りたいことばかり!

だから、時間が許せる限り、体力のある限り、少しでも多くの知らないことを知っていきたい。

少しでも多くの気候、文化、食べ物、人に触れたい。この目で見たい。

そう思うようになりました。

 

少し外に出るだけで、得られるものも無限大。

だから、旅はやめられないのです。

これからも、時間が許す限り、外の世界を見に行きたいと思います!